NPO パーソン・センタードケアを考える会

Person-Centred OT研究会

ごあいさつ

2008年6月,日本作業療法士協会SIGに「その人を中心とした認知症を考える会」として認定され,2015年4月 ,NPOパーソン・センタード・ケアを考える会に名称変更 を行いました.NPOパーソン・センタード・ケアを考える会の作業療法士が中心となって活動している研究会です.

作業療法の対象者にも認知症を持つ人が増加しているが,作業療法サービスが未だ十分確立されているとは言えません.2008年より,認知症を持つ方における作業療法の実践にパーソン・センタードな視点を取り入れ,作業療法士としてどのように対象者にアプローチしていくかを考えるためのグループとして活動をしています.これまでは,3ヶ月に1回集まり,抄読会や事例検討会を行い,抄読会では,『認知症へのアプローチ ウェルビーイングを高める作業療法的視点』(エルゼビア・ジャパン)や,『The Pool Activity Level (PAL) Instrument for Occupational Profiling』(Bradford Dementia Group Good Practice Guides)を取り上げて議論しました.Pool Activity Levelは,日本語版の書籍となって出版されています.

研究会で検討してきた『プール活動レベル(PAL)』の日本語版が刊行されました.

認知症の方の活動レベルをチームで共有し,支援するためのチェックリストは有用です.

連絡先

小川真寛(おがわまさひろ) e-mail:mogawa[AT]reha.kobegakuin.ac.jp ([AT]を半角の@にしてください )

神戸学院大学総合リハビリテーション学部

内田 達二(うちだたつじ) e-mail:u-ta[AT]pcdc.or.jp ([AT]を半角の@にしてください )

東京医療学院大学保健医療学部リハビリテーション学科